部活や体育の授業をきっかけに、これから本格的にバドミントンを始める高校生はとても多いです。
ただ、いざ自分用のラケットを買おうとすると、専門用語や種類の多さに戸惑ってしまいます。
本記事では、初心者の高校生が失敗しないバドミントンラケットの選び方を、専門的な視点から分かりやすく解説します。
高校生に適したスペックの目安、予算別のおすすめゾーン、最新の人気モデルの特徴まで丁寧に整理しました。
部活で上達したい人も、趣味として長く楽しみたい人も、自分に合った一本が分かる内容になっています。
初めてのラケット選びで迷っている人は、ぜひ最後まで読んで参考にして下さい。
目次
バドミントンラケット 初心者 高校生が最初に知っておきたい基礎知識
まずは、高校生の初心者がラケット選びをする前に必ず知っておきたい基礎知識を整理します。
バドミントンラケットは、一見どれも似ているように見えますが、重さのバランス・シャフトの硬さ・グリップの太さなどが少し変わるだけで、振り心地や打ちやすさが大きく変化します。
特に成長期の高校生は、体力や筋力が急激に伸びていく段階ですので、今の自分に無理のないラケットを選ぶことが、ケガを防ぎつつ上達を早めるポイントになります。
ここでは、競技規則で定められているおおまかなサイズ・重さの目安、ラケットの各部名称と役割、初心者が重視すべき基本スペックについて解説します。
ラケットの基本構造と名称を理解しよう
バドミントンラケットは、大きく分けてヘッド・シャフト・グリップの三つの部分で構成されています。
ヘッドはガットが張ってある部分で、シャトルを打つ面になります。ここが大きいほどスイートスポットが広くなり、ミスに強いと言われます。
シャフトはヘッドとグリップをつなぐ細い棒の部分で、柔らかさや硬さによって打球感が変わります。
グリップは手で握る部分で、太さや素材、巻き方によって握りやすさが変わります。
この三要素を理解しておくと、カタログに書かれているスペックの意味が分かりやすくなり、自分に合うラケットをイメージしやすくなります。
高校生に多いプレー環境とラケット選びの関係
高校生の多くは、学校の体育館で部活動としてバドミントンを行います。
週に数回以上の練習がある学校も多く、ハードな部活では毎日のようにシャトルを打つことになります。
こうした環境では、ラケットの耐久性と扱いやすさのバランスが重要になります。
また、初心者の場合はフォームが安定していないため、腕や手首に余計な負担がかかりやすいです。
そのため、高校生が最初の一本として選ぶなら、軽すぎず重すぎないオールラウンドタイプがおすすめです。
部活の方針やポジションにもよりますが、最初は万能型を選び、慣れてきたら攻撃型や守備型へとシフトするとスムーズです。
初心者がやってしまいがちなラケット選びの失敗例
初心者がよくある失敗の一つが、上級者やプロの使用モデルに憧れて、いきなりハードなラケットを選んでしまうことです。
シャフトが硬くてヘッドヘビーなモデルは、上級者には強力な武器になりますが、初心者には振り切るのが難しく、フォームが崩れたり、肘や手首を痛める原因になりやすいです。
また、デザインだけで選んでしまい、自分の手の大きさに合わないグリップサイズを買ってしまうケースもあります。
握りにくいラケットは、繊細なラケットワークが身につきにくく、ミスが増えてしまいます。
価格だけで選ばず、自分のレベルと体格に合ったスペックかどうかを必ず確認しましょう。
初心者高校生に最適なラケットスペックの選び方

ここからは、具体的にどのようなスペックのラケットを選べば良いかを解説します。
ラケット選びの際によく登場するのが、重さを示すU、グリップの太さを示すG、バランス、シャフトフレックスなどの用語です。
高校生の初心者には、扱いやすさと成長性の両方を兼ね備えた中庸なスペックが向いています。
一方で、男女の体格差や、運動経験による筋力の違いもあるため、ある程度の個人差を考慮することも大切です。
ここではそれぞれの項目について、具体的な目安と選び方を詳しく見ていきます。
重さの目安とU表記の見方
バドミントンラケットの重さは、主にUという単位で表示されます。
一般的には、3Uが約85〜89g、4Uが約80〜84g、5Uが約75〜79g程度とされています。
多くの競技用ラケットは3Uか4Uで展開されています。
高校生の初心者には、4U前後の軽めのモデルが扱いやすくおすすめです。
特に女子や、まだ筋力が十分でない男子は、軽量の方がスイングしやすく、フォームを作りやすくなります。
一方、運動部経験があり筋力に自信がある男子の場合は、3Uを検討しても良いでしょう。
バランス(ヘッドヘビー・イーブン・ヘッドライト)の違い
ラケットには、ヘッド側が重いヘッドヘビー、全体が均等なイーブン、グリップ側がやや重いヘッドライトという三つのおおまかなバランスタイプがあります。
ヘッドヘビーはスマッシュなどの攻撃に威力を出しやすく、ヘッドライトは取り回しが良く守備や前衛で扱いやすい特長があります。
高校生の初心者には、イーブンバランスが最も扱いやすく、基礎を身につけるのに適しています。
オールラウンドに対応できるため、まだ自分のスタイルがはっきりしていない段階でも安心して使えます。
攻撃重視であっても、最初の一本はイーブンか、ややヘッドヘビー程度にとどめておくのが無難です。
シャフトの硬さ(フレックス)の選び方
シャフトの硬さは、やわらかい(フレキシブル)・中間(ミディアム)・硬い(スティッフ)といった表現で表されます。
やわらかいシャフトはしなりが大きく、少ない力でもシャトルを飛ばしやすい一方で、打球のコントロールはやや難しくなります。
硬いシャフトは、スイングスピードが速い上級者向けで、パワーをしっかり伝えられる反面、筋力とフォームが安定していないと飛距離が出にくいです。
高校生の初心者には、ミディアム〜やや柔らかめのシャフトがおすすめです。
基礎を身につける期間は、無理のない範囲でしなりを活かしながら、フォームづくりを優先しましょう。
グリップサイズと手の大きさの関係
グリップサイズはGで表され、日本国内ではG5やG6が一般的です。
数字が大きくなるほどグリップは細くなります。
手が小さい人や女性は細めのG5〜G6、手が大きい男性はG4〜G5といった選び方が一つの目安になります。
ただし、グリップにオーバーグリップを巻いて太さを調整できるため、最初から太すぎるものを選ぶよりも、やや細めを選んで調整する方が失敗しにくいです。
実際にショップで握ってみて、ラケットをくるっと回したときに安定して持てる太さかどうかを確認すると良いでしょう。
価格帯別に見る高校生初心者向けラケットの選び方
ラケットを選ぶ際に多くの方が気にするのが価格です。
バドミントンラケットは、入門向けのリーズナブルなモデルから、トップ選手向けの高価なハイエンドモデルまで幅広い価格帯があります。
高校生の場合、部活や練習頻度、予算とのバランスを考えることが重要です。
ここでは、おおよその価格帯ごとの特徴と、どのラインを選ぶと後悔が少ないかを整理します。
5000円前後のエントリーモデルの特徴
約5000円前後のエントリーモデルは、これからバドミントンを始める人向けに作られた、コストパフォーマンスの高いカテゴリーです。
耐久性が高く、扱いやすいスペックに調整されていることが多く、学校備品として採用されることもあります。
この価格帯のメリットは、初期投資を抑えながらマイラケットを持てる点です。
一方で、競技向けの中級モデルと比べると、フレームの素材や剛性、振り抜きの良さなどで差が出てきます。
部活でしっかり取り組みたい高校生の場合、エントリーモデルからスタートしつつ、上達に合わせて次の一本を検討するパターンが多いです。
8000〜15000円の中級向けモデルが狙い目
部活動で本格的にバドミントンに取り組む高校生にとって、最もおすすめなのが8000〜15000円前後の中級向けモデルです。
この価格帯になると、高品質なカーボン素材や、振り抜きやすいフレーム設計が採用され、初心者でも扱いやすく、上達してからも長く使えるラケットが多くなります。
メーカーもこのゾーンに高校生向けモデルを多くラインナップしており、オールラウンドタイプから、やや攻撃寄り・守備寄りのバリエーションまで豊富です。
予算が許すなら、最初の一本からこの価格帯を選ぶと、買い替えのタイミングを先送りでき、結果的にコストを抑えられる場合もあります。
ハイエンドモデルを選ぶべきかどうか
トップ選手モデルなどのハイエンドラケットは、2万円を超える価格帯で販売されています。
最新テクノロジーや軽量高剛性素材を用いており、性能面では非常に優れていますが、その分、扱いには一定以上の技術と体力が求められます。
高校生の初心者が、最初の一本としてハイエンドモデルを選ぶ必要は基本的にありません。
むしろ、スペックがハードすぎてフォームづくりの妨げになるリスクがあります。
部活で経験を積み、地区大会やそれ以上を目指すレベルになってきた段階で、自分のプレースタイルに合ったハイエンドモデルを検討するのが現実的です。
価格帯ごとの違いを整理した比較表
ここで、価格帯ごとの特徴を分かりやすく比較しておきます。
| 価格帯 | 特徴 | 高校生初心者へのおすすめ度 |
| 〜5000円程度 | 耐久性重視・入門向け。スペックはマイルドだが、素材や設計はシンプル。 | 軽く始めたい人やサブラケットとしては良好。部活メインにはやや物足りないことも。 |
| 8000〜15000円前後 | 競技を意識した中級クラス。素材や設計が良く、長く使える。 | 部活でしっかり取り組みたい高校生に最もおすすめ。 |
| 15000円以上 | ハイエンド・トップ選手向け。高機能だがスペックがハードな場合も。 | 経験者や上級者向け。初心者の最初の一本としては慎重に検討。 |
プレースタイル別:高校生初心者に合うラケットの特徴
まだ始めたばかりの初心者でも、得意な動きや好きなプレーは少しずつ出てきます。
スマッシュで攻めるのが好きな人、レシーブやカットで粘るのが得意な人、前衛で素早く動き回るのが好きな人など、スタイルはさまざまです。
ラケットは、プレースタイルに合わせて選ぶことで、より自分の長所を伸ばしやすくなります。
ここでは、攻撃型・守備型・オールラウンド型という三つの視点から、高校生初心者におすすめのラケット特性を整理します。
攻撃型(スマッシュ重視)に向くラケット
攻撃型のプレーヤーは、スマッシュやドライブで相手を押し込むスタイルが得意です。
こうしたタイプには、ヘッドヘビー寄りで、しっかりとした打ちごたえのあるラケットが向いています。
ただし、初心者がいきなり極端なヘッドヘビーを選ぶと振り切りにくくなるため、イーブン〜ややヘッドヘビーくらいのモデルを選ぶのが現実的です。
シャフトはミディアム程度だと、しなりを活かしてパワーが出しやすくなります。
スマッシュを重視しつつも、レシーブやネットプレーもある程度こなせるバランスの良い攻撃寄りモデルが、高校生初心者には適しています。
守備型(レシーブ・カウンター重視)に向くラケット
守備型のプレーヤーは、相手のスマッシュをしっかり受け止めて返球し、カウンターで得点を狙うスタイルです。
このタイプには、取り回しの良さと操作性を重視した、ヘッドライト〜イーブンバランスのラケットが向いています。
軽めのラケットであれば、連続レシーブや素早いラケットワークがしやすく、疲労も軽減できます。
シャフトはやや柔らかめを選ぶと、相手の球威を利用して返球しやすくなります。
高校生初心者で守備を安定させたい人は、扱いやすさと操作性を重視してモデルを選ぶと良いでしょう。
オールラウンド型に向くラケット
攻守のどちらかに極端に寄るのではなく、スマッシュもレシーブもバランス良くプレーしたい人には、オールラウンド型のラケットが適しています。
イーブンバランスで、重さも中程度、シャフトもミディアムというスペックが一般的です。
オールラウンド型のメリットは、プレースタイルの変化に柔軟に対応できることです。
高校生の数年間で、ポジションや戦術が変わる可能性は高いため、最初の一本としてはオールラウンドモデルが最も安全な選択と言えます。
自分のスタイルが固まってきたら、次の一本でより特化したモデルを選ぶとスムーズです。
高校生初心者に人気の主要メーカーとシリーズの特徴
バドミントンラケットには、多くのメーカーとシリーズがありますが、高校生の部活動で特に人気が高いのは、国内外の大手スポーツブランドです。
各メーカーは、初心者向けからトップ選手向けまで幅広いラインナップを揃えており、高校生向けに最適化されたシリーズも提供しています。
ここでは、代表的なメーカーの特徴と、高校生初心者が注目したいシリーズの傾向について整理します。
個々のモデル名を覚える必要はありませんが、メーカーごとの方向性を知っておくと、選びやすくなります。
国内メーカーの強みと高校生向けシリーズ
国内メーカーは、日本人プレーヤーの体格やプレースタイルに合わせた設計が得意で、高校生の部活動でも多く利用されています。
特に、オールラウンドで使いやすい中級モデルや、学校用にも使われるエントリーモデルが充実しています。
高校生初心者に向けたシリーズでは、ラケットのねじれを抑えつつも、振り抜きやすさを重視した設計が採用されていることが多いです。
扱いやすさと耐久性のバランスが良く、部活のハードな使用環境にも対応できるため、最初の一本として選ばれることが多いです。
海外メーカーの特徴と選び方のポイント
海外メーカーのラケットは、攻撃的なデザインや、個性的なカラーリングが魅力です。
また、シリーズごとにコンセプトがはっきりしており、攻撃寄り・守備寄り・コントロール重視など、用途を明確に選びやすい傾向があります。
高校生初心者が海外メーカーを選ぶ際は、初級〜中級者向けと明記されたシリーズから選ぶと安心です。
トップ選手モデルはスペックがハードな場合があるため、スペック表を確認し、重さやバランスが自分に合っているか必ずチェックしましょう。
メーカー別のシリーズ傾向を比較
メーカーやシリーズごとのおおまかな傾向を、イメージしやすいように整理しておきます。
| 区分 | シリーズの傾向 | 高校生初心者への適性 |
| 初心者向けシリーズ | 軽量で振りやすく、フレックスも柔らかめ。扱いやすさ重視。 | 最初の一本に最適。部活で基礎を学ぶ段階に向く。 |
| 中級者向けオールラウンドシリーズ | イーブンバランスで、シャフト中間。攻守どちらもこなしやすい。 | 初心者〜中級者の移行期に最適。長く使える。 |
| 攻撃特化シリーズ | ヘッドヘビー・やや硬めの設計。スマッシュに威力が出やすい。 | 基礎ができてきた攻撃型プレーヤーに適する。 |
ガット張りとテンション:初心者高校生が押さえるべきポイント
ラケット本体と同じくらい重要なのが、ガットとテンションです。
どんなに良いラケットを選んでも、ガットの種類や張りの強さが自分に合っていないと、本来の性能を発揮できません。
逆に言えば、ガットとテンションを適切に調整するだけで、同じラケットでも打ちやすさが大きく変わります。
高校生初心者は、ガットの違いまでは意識しにくいかもしれませんが、基本的な考え方だけでも知っておくと、ショップで相談しやすくなります。
ここでは、テンションの目安や、張り替えのタイミングなどを解説します。
テンション(張りの強さ)の目安
テンションとは、ガットをどれくらいの強さで張るかを表す数値で、一般的にはポンド(lbs)で示されます。
テンションが高いほど打球感は硬くなり、コントロール性は高まりますが、スイートスポットが狭くなり、ミスヒットに弱くなります。
高校生の初心者には、18〜22ポンド程度が目安です。
男子で筋力があり、ある程度打てる自信があれば20〜22ポンド、女子や非力な人、完全な初心者であれば18〜20ポンドから始めると扱いやすいです。
最初はやや低めのテンションで楽に飛ばせる状態から始め、上達とともに少しずつ上げていくのが良い流れです。
ガットの種類と選び方
ガットには、耐久性重視・コントロール重視・反発力重視など、さまざまなタイプがあります。
太さはおおむね0.65〜0.70mm程度で、細いほど反発力が高く、太いほど耐久性が高い傾向です。
高校生初心者には、0.68〜0.70mm程度の耐久性と扱いやすさのバランスが良いガットがおすすめです。
部活で頻繁に練習する場合、あまり細いガットだと切れやすく、張り替えのコストと手間が増えてしまいます。
ショップで張ってもらう際に、初心者であることと練習頻度を伝えると、適したモデルを提案してもらえます。
張り替えのタイミングと注意点
ガットは使っていなくても時間の経過とともに劣化しますが、特に部活で頻繁に使用する高校生は、テンションの低下やガットの傷みが早く進行します。
打ったときに音がぼやけてきた、明らかに飛びが悪くなったと感じたら、張り替え時期のサインです。
一般的には、月に数回以上使用する場合は、少なくとも半年に一度を目安に張り替えると良いとされています。
大会前には、新しいガットでテンションを整えておくと、パフォーマンスを発揮しやすくなります。
張り替えの際は、前回のテンションと感覚をメモしておき、次回の調整に活かすと、自分好みの設定を見つけやすくなります。
購入前にチェックすべきポイントと試し打ちのコツ
ラケットを購入する際には、スペック表だけでなく、実際の握り心地や振りやすさを確認することが重要です。
特に高校生初心者は、自分の感覚がまだ固まっていないため、店頭での試し振りや、可能であれば試し打ちを活用すると、後悔の少ない選び方ができます。
ここでは、事前にチェックしておきたいポイントと、試し振り・試し打ちの際に意識すると良いポイントを紹介します。
店頭での持ち比べとチェックポイント
まずは、候補となるラケットを数本ピックアップし、実際に手に取ってグリップを握ってみましょう。
その際、重さだけでなく、バランスや握りやすさを総合的にチェックします。
普段の構えをイメージしながら何度か振ってみると、違いが分かりやすくなります。
チェックポイントとしては、重さの感じ方(先が重いか・軽いか)、グリップの太さ、振り抜きのしやすさが挙げられます。
極端に重く感じるものや、手首に負担がかかりそうなものは、初心者の最初の一本としては避けた方が無難です。
可能なら試し打ちで確認したいポイント
ショップやスクールによっては、試打ラケットを貸し出しているところもあります。
実際にシャトルを打てる環境があるなら、ぜひ試し打ちをして感覚を確かめましょう。
スマッシュだけでなく、クリア、ドロップ、ネットショット、レシーブなど、基本ショットを一通り試してみると、ラケットの個性が分かります。
特に確認したいのは、クリアが楽に奥まで飛ぶかどうか、レシーブで振り遅れないかどうかです。
これらが楽にできるラケットは、自分の体力とレベルに合っている可能性が高いです。
一方で、スマッシュの威力よりも、総合的な扱いやすさを優先して選ぶのがおすすめです。
通販で購入する場合の注意点
部活や勉強で忙しい高校生にとって、通販でラケットを購入するのは便利な選択肢です。
ただし、実物を手に取れない分、スペック表やレビューをしっかり確認する必要があります。
通販で購入する際は、重さ(U)、グリップサイズ(G)、バランス、シャフト硬さを必ずチェックし、自分に合う目安から大きく外れていないかを確認しましょう。
また、ガット張り上げ済みかどうか、テンション指定ができるかも重要なポイントです。
不安な場合は、部活の先輩や指導者にスペック表を見せて相談してから購入すると安心です。
ラケットのメンテナンスと長持ちさせるコツ
せっかく選んだマイラケットも、扱い方が乱暴だとすぐに傷んでしまいます。
高校生の部活では、遠征や練習でラケットを持ち運ぶ機会も多いため、日頃のメンテナンスと保管方法が大切です。
ここでは、ラケットを長持ちさせるために気をつけたいポイントと、簡単にできるお手入れ方法を紹介します。
少しの意識で、ラケットの寿命や使用感が大きく変わります。
グリップテープの交換タイミング
グリップテープは、汗や摩耗によって徐々に劣化していきます。
表面が滑りやすくなったり、ベタつきが強くなったりしたら、交換のサインです。
そのまま使い続けると、握力を余計に使うことになり、疲労がたまりやすくなります。
部活動で頻繁に使用する高校生であれば、1〜2カ月に一度程度を目安に交換すると快適さを保ちやすいです。
自分で巻けるようになっておくと、試合前などに気軽に交換でき、常に良いコンディションでプレーできます。
フレームを守る扱い方と保管方法
フレームはカーボン素材でできており、強度はありますが、強い衝撃には弱い面もあります。
床に叩きつけたり、ラケット同士を激しくぶつけたりすると、目に見えないヒビが入り、折れやすくなってしまいます。
ラケットを保管する際は、専用のケースやラケットバッグを使用し、極端な高温多湿や直射日光を避けて下さい。
車内放置などで高温にさらされると、フレームやガットにダメージが蓄積しやすくなります。
日頃から丁寧に扱うことで、ラケットを長く安全に使い続けることができます。
定期的なチェックで安全にプレーする
練習や試合の前には、ラケットの状態を簡単にチェックする習慣をつけましょう。
フレームにヒビや大きな傷がないか、グロメットが割れていないか、ガットが切れそうになっていないかを目視で確認します。
もし異常を見つけた場合は、そのまま無理に使用せず、ショップやコーチに相談して下さい。
特にフレームに深い傷やヒビがある状態で強く打つと、突然折れて思わぬケガにつながる可能性があります。
安全第一で定期的な点検を心がけることが、快適なバドミントンライフにつながります。
まとめ
高校生の初心者がバドミントンラケットを選ぶ際は、デザインや価格だけでなく、自分の体格やレベル、プレー環境に合ったスペックを選ぶことが重要です。
重さは4U前後、バランスはイーブン、シャフトはミディアム程度を基本とし、オールラウンドに扱いやすいモデルを選ぶと失敗が少なくなります。
価格帯としては、部活でしっかり取り組むのであれば、8000〜15000円前後の中級向けモデルが狙い目です。
さらに、ガットのテンションを18〜22ポンド程度に設定し、定期的に張り替えることで、ラケットの性能を安定して引き出せます。
ラケット本体だけでなく、ガット・グリップ・メンテナンスも含めてトータルに考えることが、上達への近道です。
最後に、ラケット選びに正解は一つではありません。
本記事で紹介した基準を参考にしつつ、ショップスタッフや部活の先輩のアドバイスも取り入れながら、自分にとってベストな一本を見つけて下さい。
自分に合ったラケットと出会えれば、練習がより楽しくなり、上達スピードも確実に変わってきます。
コメント